心の学校アイジーエーのグループ会社、YSコンサルタントのメルマガで興味深い話がありましたので紹介しますね。
西川精一さんのメルマガです。
本日も少しの時間おつきあいくださいね。
「混ぜないことですよ」と佐藤先生は言われます。
不思議だな、と思います。
これを聞いた方が、佐藤先生に質問をしています。
それが僕にはちょっと不思議なんです。
混ぜると混ぜないの違いは何ですか?
とか、混ぜるとはどういう状態でしょうか?
といった質問です。
これに対して佐藤先生は、言葉で、また図を使って懇切丁寧に答えられています。
ここまでもか、というくらいに。
「混ぜないこと」と言われている。
なのに混ぜるとは何かと質問している。
あれっ?
そっちですか…?
であれば、混ぜないことって何だろう?
そういう方から考えてみてもいいのではないでしょうか?
言われた言葉そのままに聴いてみる。
混ぜるという言葉に捕らわれている?
その時点で既に混ぜてしまっているようにみえてしまいます。
そして「混ぜてはいけない」と思い込んでいる人もいます。
カウンセリングや勉強会の中で、時にそう言われる方がいます。
そんな時は「混ぜたらいけないんですか?」
と返すこともあります。
混ぜたら「いけない」そう思い込んでいる。
誰もそんなことは言っていないのに。「混ぜないことですよ」とだけしか言われていない。
「だって、佐藤先生が…」
「そうですかあ?……」
その方がそう思っているのですから
その方の真実。否定はしません。
その方がそこで「あれっ」と思えばそれでいいんです。脳が働きはじめます。
いけないと思っているのは自分だけ。
それで自分を責め、また他人を責める。
ああ、混ぜてしまった!
あの人は混ぜている!
自分はダメだ、あの人はダメだ、なんて。
自分の考えを混ぜこぜにしている。
そんなふうにみえてきます。
心を空っぽにして聴いてみます。
言葉をその言葉通りに聴いてみます。
自分の考えを混ぜずに聴いてみます。
サンタカウンセリングでいう黙って聴く。
それも同じところからの発想です。
佐藤先生の言葉からの発想なんです。
究極の営業プログラムは言葉でできている。
だからこれも言葉そのままに聴いてみる。
混ぜるのは当たり前、常に混ぜている。
だからこそ混ぜないことを追求していく。
そう捉えたっていいのかもしれませんね。
それを対話の中でやっていきます。
まずは相手の言葉を言葉通りに聴きます。
その時にみえてくるものがありますから。
サンタカウンセリングは、それを現実の中で活かすための対話法です。