TMS治療(磁気刺激治療)

TMS治療(磁気刺激治療)

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TMS治療(磁気刺激治療)

TMS治療には効果なしとネットで見かけますが、効果は見込めます。
ただ元々は脳卒中のリハビリ用なため、効果がない人もいるのは事実です。

 

TMS治療(磁気刺激治療)

 

治療できる病院は日本にもありますが、まず保険適用にはなりません。
自由診療でうける、うつ病治療です。

 

 

口コミでも治った治らなかった、効果があったなかったなどさまざま。

 

有名な病院は、ブレインクリニック東京でしょう。
Googleマップの口コミでも、”断薬に成功した”というコメントがあります。

 

それでも効果を感じられない人もいるようですので、選択肢の1つとして候補に入れておいてもいいでしょうね。

 

 

 

TMSは比較的患者さんへの侵襲が少ないことから、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病、自閉症、耳鳴り、統合失調症、うつ病など様々な病気に試されています。これらの病気の中で最も早くから取り組みが始まり、大規模な臨床試験で効果が確認されているのがうつ病です。

 

2010年にArchives of General Psychiatryに発表された論文によると(George et al, Arch Gen Psychiatry. 2010;67(5):507-516)、毎日40分程度の照射で、15%の患者さんが治るようです。この結果を受け、FDAもうつ病に対する治療法としてTMSを認可しました。わが国でも健康保険ではカバーはされていないと思いますが、昨年に薬事承認が下りており、一部の医療機関ではうつ病の治療に利用し始めているようです。

 

 

ならばとりあえず受けてみようか・・・
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、当然副作用もあります。
じゅうぶんに検討する必要もありそうですね。

 

 

副作用

 

頻度の高いのが、頭痛、頭皮の違和感、顔面筋の痙攣、立ちくらみなどですが、治療を中断するほどではないことがわかっています。現在利用できるうつ病の薬を使っても治療が簡単でないことを考えると、副作用の少ないこの治療をもっと普及させればいいのではと誰しも考えます。しかし、この方法には普及を妨げる、一人の治療時間が長いというハードルがあるのです。

 

現在認可されている10Hzの間隔で行う照射法では1日37.5分の照射時間が必要で、準備も入れると一人の患者さんに45分も照射装置が占有されることになります。しかも照射は毎日必要です。とすると、1台の機械で治療できる患者さんの数は10人がやっとだと思います。このため、効果が確認されていても、普及が阻まれてきました。